トランクルーム投資とは?メリット7選をご紹介

「トランクルーム投資を検討したいけれど、アパート経営と比べてどのようなメリットがあるのだろう?」と疑問を感じていませんか?結論からお伝えすると、トランクルーム投資のメリットは、少額から高い利回りを狙える点や、マンション経営のような大規模修繕や入居者トラブルが発生しにくい点にあります。
直営・FC合わせ全国230店舗以上の屋内型トランクルーム「プラスルーム」を運営する中で見えてきたのは、近年の住宅事情による「収納スペース不足」という確かな需要です。住まいのコンパクト化が進む現代において、トランクルームの潜在ニーズは非常に高まっています。
当ページで解説するトランクルーム投資のメリット7選は以下の通りです。従来の不動産投資との違いや、初期費用の実態もあわせて解説します。あわせて、始める前に知っておきたいデメリットと対策も紹介します。
- 高い利回り水準:賃貸物件等での高利回り運用や、実質利回りを重視した手堅い収益化が可能。
- 少額の初期費用:アパートやマンション一棟買いと比較して、数分の一の資金から参入できる。
- 大規模修繕費がほぼ不要:屋内型のため雨風に晒されず、外壁塗装や屋根防水などの莫大な維持費が不要。
- 市場の継続的拡大:住宅のコンパクト化や共働き世帯の増加により、収納の外部化ニーズが右肩上がり。
- 低いトラブルリスク:人が住まないため、家賃滞納や騒音、入居者間のクレームといったトラブルがほぼ起きない。
- 築古物件やテナントの有効活用:通常の不動産投資では敬遠される築古ビルや空室テナントでも収益物件に生まれ変わる。
- 優れた景気耐性:景気の良し悪しに関わらず「収納に困る」という根本的課題を解決するため、不況期でも安定した稼働を維持しやすい。
次章以降では、具体的な初期費用の内訳や、従来型の不動産投資と比較した利回りの違い、融資事情について詳しく解説していきます。
アパート・マンション経営との違いを徹底比較!初期費用と収益性
トランクルーム投資と従来のアパート・マンション経営との最大の違いは、「投資規模の小ささ」と「ランニングコスト・手間の少なさ」にあります。ここでは、気になる初期費用や利回りの実態、不動産投資ローンとの違いを解説します。
初期費用の内訳と具体的な金額の目安

アパート経営を始める場合、土地の取得から建築費まで数千万円〜数億円規模の資金が必要となります。一方、トランクルーム投資(屋内型)は、既存のテナントビルや倉庫の一部を間仕切る形で開業できるため、投資コストを大幅に抑えられます。
具体的なトランクルーム投資の初期費用の内訳は以下の通りです。
- テナントの保証金・仲介手数料
- 内装工事費(トランクルーム本体・扉の設置、照明・空調設備の改修など)
- セキュリティシステム(電子錠や防犯カメラなど)の導入費
- WEB集客用のホームページ制作費や初期広告費
物件の規模や仕様によりますが、初期費用の目安は、15坪タイプで約410万円からスタートすることが可能です。
利回りの違いと実質利回りの考え方
表面利回りが高く見えても、修繕費や空室によって削られるアパート経営に対し、トランクルーム投資は「ランニングコストの低さ」が特徴です。賃貸物件を活用した場合の実質利回りは約18%以上、自己所有物件であれば約40%以上を狙うことができます。外壁や屋根などの大規模修繕費がほとんど発生しないため、表面利回りと実質利回りの乖離が少ない点も、資金計画を立てやすい大きなメリットです。
融資の組み方と不動産投資ローンの違い
一般的な区分マンションや一棟アパート投資では、不動産投資専用ローンを利用するのが一般的です。これに対し、トランクルーム投資は事業用資金や店舗改装資金としての融資、あるいは自己資金と日本政策金融公庫などの創業融資・中小企業向け融資を活用するケースが多く見られます。担保評価の対象となる建物そのものを新築・購入するアパート投資とは異なり、内装や設備への投資が中心となるため、比較的コンパクトな借入額で事業を始められるのが特徴です。
実際の収益データと初期費用・資金計画

トランクルーム投資を成功させるためには、実際の数字に基づいた具体的な資金計画が欠かせません。私たちが直営店およびフランチャイズの現場で培ってきた実績をもとに、初期費用と収益の目安を解説します。
一般的な区分マンションやアパート経営では数百万円から数千万円の融資が必要ですが、トランクルーム投資で屋内型を賃貸物件で運営した場合、実質利回りは約18%以上が目安です。初期費用の内訳や稼働率別のシミュレーションは、こちらで詳しく解説しています。
ランニングコストの優位性と修繕リスクの低さ
トランクルーム投資が「高い利回り」を維持できる最大の理由は、ランニングコストの圧倒的な低さにあります。
アパートやマンション経営では、数年おきに外壁塗装や屋根の防水工事、共用部の大規模修繕など、数百万円規模のコストが発生します。しかし、屋内型トランクルームであれば建物自体は既存のテナントやビルを利用するため、風雨にさらされることがありません。大掛かりな修繕費がほとんど発生しないため、長期的な資金計画が極めて立てやすいのです。
また、退去時の原状回復費用も最小限に抑えられます。人が住む賃貸住宅のようなクロスや床の全面張り替えなどが不要なため、維持管理費を低く抑え、手元に残る収益性を高めることが可能です。
管理・メンテナンスの手間なし!トラブルが少ない運営の実態

不動産投資や副業を検討している方にとって、「どのくらい手間がかかるのか」は非常に重要なポイントです。トランクルーム投資は、アパート経営と比べてオーナーの稼働時間が圧倒的に少ない「手間をかけない副収入」として高く評価されています。
その理由と実際の管理実態について、現役経営者の視点から詳しく解説します。
入居者トラブルや家賃滞納リスクが低い理由
賃貸住宅経営の大きなストレスとなるのが、入居者同士のトラブルや家賃の滞納、深夜の設備故障クレームなどです。
しかし、トランクルームは「人が住まない」ため、居住に付随する生活音のトラブルや深夜の緊急対応が基本的に発生しません。収納スペースを借りたい利用者が荷物を出し入れするだけの空間であるため、利用者起因のクレームは極めて少ないのが実態です。
万が一の家賃滞納に関しても、現代ではクレジットカード決済や口座振替の自動引き落としが主流となっており、回収リスクをシステム的に大幅に軽減できます。
清掃・メンテナンスとフランチャイズによる実務代行

トランクルームの日常的な管理・メンテナンスで行う主な作業は、定期的な巡回清掃です。ホコリの簡易的な清掃や照明の球切れ確認程度であり、専任の管理スタッフを置く必要はありません。
さらに、私たち「プラスルーム」のような投資型フランチャイズを活用すれば、以下のような実務の大部分を本部が代行します。
- 物件の仕入れ・レイアウト設計
- WEB集客(SEO・MEO対策)の運用
- 契約管理・問い合わせ対応
- 売上金の計算と迅速な送金
オーナー自身は現場の作業に追われることなく、本業を続けながら資産運用を継続することが可能です。撤退や転用時に関しても、間仕切りパネルが中心のため撤去・原状回復が容易であり、固定資産としてのリスクヘッジがしやすい点も、賢い投資家から選ばれている理由です。
トランクルーム投資のデメリットと対策
メリットの多いトランクルーム投資ですが、もちろんデメリットもあります。始めてから「こんなはずではなかった」とならないよう、代表的な4つのデメリットと、その対策を現役経営者の視点で解説します。
満室になるまでに時間がかかる
トランクルームは、開業してすぐに満室になるビジネスではありません。地域の方に存在を知ってもらうまでに時間がかかるため、稼働率は開業から数年かけて少しずつ上がっていくのが一般的です。オープン後2年以上たった店舗の平均稼働率は85%前後ですが、それまでの立ち上がり期間は、家賃や経費が売上を上回る月も出てきます。
対策: 「すぐ満室になる」前提ではなく、稼働が上がるまでの期間も家賃や経費を払える資金計画を立てておくことが大切です。あわせて、開業前からWebサイトやGoogleビジネスプロフィールを整え、早い段階で検索から見つけてもらえるようにしておきます。
立地や競合の影響を受けやすい

トランクルームは駅近の一等地である必要はありませんが、周辺に収納の需要がない場所や、すでに競合店が多いエリアでは稼働が伸びません。また、市場が伸びている分、開業後に近くへ新しい競合店ができることもあります。
対策: 出店前に、周辺の世帯数や住宅事情、競合店の数と料金をしっかり調べることが欠かせません。開業後も、Web集客で選ばれ続ける仕組みを持っておくことが、競合への一番の備えになります。
アパート向けの不動産投資ローンが使いにくい
トランクルーム投資は、建物を買うのではなく、内装や設備への投資が中心です。そのため、土地や建物を担保にする不動産投資ローンとは審査の考え方が異なり、アパート経営と同じ感覚で融資を受けることはできません。
対策: 日本政策金融公庫の創業融資や、事業用資金としての融資を活用するのが一般的です。金融機関には、立ち上がり期間を織り込んだ収支計画や、修繕費がほとんどかからないことなどを、事業計画書で具体的に説明することが大切です。
1店舗あたりの収入規模は大きくない
トランクルームは、1室あたりの賃料が数千円〜1万円台と小さく、それを積み上げて売上をつくるビジネスです。少額から始められる反面、1店舗だけで大きな収入を得るのは簡単ではありません。
対策: 1店舗の投資額が小さいことを活かして、店舗を少しずつ増やしていくのが王道です。複数店舗を持てば収入が増えるだけでなく、エリアごとの稼働の波も分散できます。すでに稼働している直営店やオーナーチェンジ物件を購入すれば、立ち上がり期間を飛ばして始めることも可能です。
デメリットの多くは、事前の調査と資金計画で小さくすることができます。具体的な利回りや、稼働率ごとの収支は、利回りのページで詳しく解説しています。
立地選定の成功基準と失敗を防ぐリスク対策(ロードサイド・住宅街)
トランクルーム投資を成功させるためには、物件の立地選定と確実なリスクヘッジが欠かせません。居住用不動産とは異なり、トランクルーム投資では「日当たり」や「眺望」が重視されないため、アパート経営では敬遠されがちな物件でも高い収益性を生み出すことができます。
ロードサイドと住宅街の比較における立地選定の基準

事業を成功させるための立地選定には、主に「ロードサイド型」と「住宅街・マンションイン型」の2つの選択肢があります。それぞれの特徴と成功基準は以下の通りです。
- ロードサイド型(幹線道路沿い・車でのアクセス重視)
- 成功基準: 視認性が高く、駐車場や一時停止スペースが確保できること。
- ターゲット: 車で荷物を運ぶファミリー層や法人顧客。広めの区画需要が高い傾向にあります。
- 住宅街・マンションイン型(徒歩圏内・駅近〜少し離れた住宅密集地)
- 成功基準: 周辺にマンションが多く、収納スペースが不足しがちな世帯が密集していること。
- ターゲット: 徒歩や自転車で利用する近隣住民。小型から中型の区画が回転良く埋まります。
私自身、これまで数多くの物件仕入れや店舗開発を手がけてきましたが、駅から少し離れた物件や、築古ビルの地下階・狭小地であっても、適切なエリア分析を行えば十分な収益化が可能です。取得コストを大きく抑えられる点は、投資効率を高める上で大きな強みとなります。
撤退・転用時の容易さとリスクヘッジ手法
万が一の撤退時や業態変更を検討する際のリスクヘッジも、不動産投資と比較して非常に優位性があります。
屋内型トランクルームの場合、間仕切りパネルや簡易的な設備が中心となるため、大規模な解体工事を必要とせず比較的容易に元の状態へ戻すことができます。固定資産としての負担が小さいため、市場の変化や地域の需要変動に合わせて、柔軟な判断を下せるのもこの事業の大きなメリットです。
景気に左右されない強さと小間分割モデルによる空室リスク分散
どんなに収益性の高いビジネスであっても、マクロ経済の変動に対する耐性がなければ長期的な資産形成は困難です。その点、トランクルーム投資は非常に高い景気耐性を持っています。
過去の経済危機における需要の推移
直営・FC合わせて全国230店舗以上の「プラスルーム」を運営してきた現場経験から言えば、トランクルームの需要は景気の良し悪しに大きく左右されません。
過去のリーマンショックや東日本大震災、そして近年のコロナ禍といった社会的な混乱期においても、私たちの店舗網では需要が落ち込むどころか、むしろ在宅時間の増加やテレワークの普及、住環境の変化に伴って新規契約者数が増加する傾向が見られました。「自宅の収納スペースが足りない」という日本の住宅事情における根本的な課題は、景気が変動しても変わらないため、不況期でも安定した収益を上げ続けられるのです。
「小さな部屋の複数貸しモデル」による空室リスクの最小化

アパートやマンション経営では、1部屋が空室になると家賃収入の大部分が失われます。しかし、トランクルーム投資ではフロア全体を多数の「小間(収納スペース)」に分割して貸し出す仕組みを採用しています。
- 1室単位ではなく複数区画で収益を分散
- 一部の区画が空室になっても、全体の売上への影響を最小限に抑制
- 利用者のニーズに合わせて柔軟なサイズ設計が可能
このように、住まいの不変的なニーズを捉えた事業構造と、複数貸しによるリスク分散が組み合わさることで、初心者でも手堅く取り組める安定した資産運用を実現しています。
