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トランクルーム投資は直営店売却システムがおすすめです。
2023-05-19

トランクルーム投資の失敗とその対策をプロがお教えします

トランクルーム投資は、不動産投資の一つとして注目を浴びています。しかし、全ての投資にはリスクが伴います。成功を目指すためには、失敗の可能性を理解し、それを回避または最小限に抑える策を持つことが不可欠です。本記事では、トランクルーム投資でよく見られる失敗とその対策について、投資に役立つ情報をトランクルーム運営のプロが詳しく解説します。

トランクルーム投資のデメリット

トランクルーム投資のタイプとそれぞれの特性

トランクルーム投資には、主に「屋内型(レンタル収納スペース」と「屋外型(コンテナ)」の2つのタイプがあります。それぞれには異なる特性とリスクがあり、投資家はこれらを理解し、自分の投資戦略に合ったものを選ぶべきです。

屋内型(レンタル収納スペース)とは

屋内型のトランクルームは、都心部やオフィス密集地にある中規模ビルの1階や空中店舗などをパーテーションなどで区切り、その一区分を利用者に貸し出す形式です。空き部屋や空きフロアを有効活用できるメリットがありますが、室温・湿度管理が必須なため、空調設備の改良が必要な場合もあります。また、都心部での開業は土地代が高くつくケースもあり、コストが多くかかりやすいというデメリットもあります

屋外型(コンテナ)とは

コンテナ倉庫
海上コンテナを活用したトランクルーム。最近は建築確認問題で出店が鈍化。

屋外型のトランクルームは、主に郊外の土地を活用して運営をします。主に海上コンテナを再活用します。最近では物置を活用するケースも出てきています。最近は国土交通省の通達により建物という認識になっているので、都市計画区域内では建築確認が必要となります。建築確認が必要となって、土地の取得が難しくなっています。また調達コストを上がっており屋外型の新規出店ペースは落ちています。

失敗しないトランクルームの管理方法

不動産投資の失敗事例

トランクルームを運営するには、いくつかの運用・管理方法があります。それぞれには特性とメリット、デメリットがあります。

一括借り上げ(リースバック)

一括借上げは、オーナーが自分の土地にコンテナ施設やビルを建て、その建物をトランクルーム運営会社へ賃貸する方法です。運営会社からはトランクルームの稼働率に関わらず、一定の賃料を受け取ることが可能です。また、施設運営・管理もすべて運営会社に一任するので、手間を省くことができるのがメリットになります。

フランチャイズ

フランチャイズは、コンビニ経営のように、フランチャイズ企業にロイヤリティを払い、その名前を借りてトランクルーム経営をする方法です。ロイヤリティは決して安くはありませんが、そのネームバリューにより「集客しやすくなる」「経営ノウハウを教えてもらえる」などのメリットがあります

定期借地方式

定期借地方式は、自分の土地を定期借地としてトランクルーム運営会社に貸し付ける方法です。トランクルームの建築は運営会社負担で行います。その運営状況に関わらず毎月一定の賃料を受け取ることができる点や、管理もすべて任せられる点がメリットとなります

トランクルーム投資の失敗とその対策

屋内型トランクルーム

トランクルーム投資にはリスクが伴います。投資の失敗を回避するためには、これらのリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。

失敗例と対策

トランクルーム投資にはいくつかの典型的な失敗例があります。これらの失敗を理解し、対策を立てることで、リスクを最小限に抑えることができます。以下に、一部の失敗例とその対策を紹介します。

立地選びの失敗

トランクルームの需要は立地に大きく左右されます。例えば、都市部では一人暮らしの方や小さなオフィスが多いため、トランクルームへの需要が高いです。しかし、郊外では家庭が多く、自宅に収納スペースがあるため、トランクルームへの需要は低いかもしれません。したがって、投資する前には、市場調査を行い、需要のある場所に投資することが重要です。

運営コストの過小評価

トランクルームの運営は、物件の維持管理やセキュリティの強化など、予想外のコストがかかることがあります。また、法規制の変更などにも当然対応しなくてはいけません。

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